中国北方旅行記

<天安門広場で凧を上げる>(更新日2006.11.9)
天津から北京にやってきた。
北京といえばいわずと知れた中国の首都。観光する所もいっぱいあるしどんな街なんだろとわくわくしていた。
で、実際の印象はというと、もうひたすらデカイ。何もかもがでかい。道路にしろ公園にしろデパートにしろ無駄にでかくてやっぱり中国人はでかい物好きなのだと思った。
大きいことはいいことだと思ってるんだろな。うん、そうに違いない。
で、かの有名な天安門広場にやってきた。
ここもやっぱりバカでかい。すぐ北に隣接する故宮はもっとでかいが。

そしていっぱい人がいる。
ここがあの天安門事件があった場所か・・・。
そしてちょっと前に反日デモが中国全土で起こったときにはここは厳戒態勢が敷かれていた。
中国人には象徴的な場所だ。
だが、別に1人の日本人がそこに行ったからといってなんということがあるわけもなく、
僕は特に何もすることがなかったので、路上の凧売りから凧を買って揚げてみることにした。
見れば僕以外にも凧を揚げている人が何人かいる。(そのうち何人かは凧売りだろうが)

僕は凧を揚げた。
天安門をバックに写真を撮る。



うーんなんかほのぼのしてしまった。
しかし、折角だからもっといい写真が撮りたい、 と思って凧をでかいモニュメントの周りの柵に結わえようとしたら警備の人に怒られた。すいません。

僕はそろそろ凧揚げにも飽きてきたので近くで遊んでいた子供にあげることにした。
子供は僕には目もくれず凧で遊び出した。
そうしているうちに近くにその子の両親がいて近寄ってきて僕にお礼を言った。
聞いてみるとその一家はアメリカから来たという。

一言二言話した後、なんか話が続かなかったので僕はその場を後にした。
振り返ると子供の母親がいつまでも笑顔で手を振っていた。


凧を手にする親子


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