カトマンズ編

スワヤンブナート・ダルバール広場
 1月4日。
朝、堀江さんがポカラへ出発しドミトリーも僕一人になった。
今日は朝早くからスワヤンブナートという仏教寺院に行くつもりだ。
パンと袋入りの牛乳(こぼれやすい!)を食べ歩きながら二kmほど歩いた。
そのスワヤンブナートは山の上にあった。
100メートル程石の階段を登る。
周りにはやたらと猿がいた。
この寺院は猿で有名らしい。
頂上の寺院までもうすぐという所まで登ると料金所があり捕まってしまった。
ここまで登らせておいて有料だなんて聞いてねーぞ。ちくしょう。
しかし、頂上から見下ろすカトマンズは綺麗だった。
靄が街全体にかかっていて雲海のようになってその上に朝日が差し込んでいる。
そして目の前の手摺の下では猿の親子が丸くなって毛づくろいしていた。
そして、他にもいろんな猿が・・・。
勃○している猿がいた。
アレの長さが異様に長く体の半分ぐらいあった。すごいものを見てしまった。


これがスワヤンブナート。この顔のような絵は釈迦の目を表すという。


毛づくろい中の猿親子。


ロウソクを灯す女たち。


 スワヤンブナートの後はダルバール広場に行った。
ここも入るのは有料で外国人料金が高く設定されているのだ。
だが堀江さんはタダで入ったという。
係員に見つからなければ大丈夫だそうだ。
僕もそれに挑戦してみた。
が、サクッと係員に見つかりアウト。
別の入り口でもあっさり見つかってしまった。
僕は意地になった。なんとしてもタダで入ってやる。
幸い入り口はもう一つあった。
近くのカフェで腹ごしらえをした後最後の砦に向かった。
するとそこは入り口が二つ合わさった形になっていて、しかも料金所は一つしかない。
まえの二つに比べかなり管理が甘い。
僕は係員がいないほうの入り口をサクッと通過した。
はるばる迂回してきた甲斐があった。
200Rsの重さを思い知ったか。
でも、その割には中は大した事なかった。
それよりも広場に出来ていた人だかりが気になった。
なんでも、自転車で世界一周したネパール人の講演があるらしい。
誰?それ。どうでもいいっす。



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